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「新しい夢を宿した二年間の修道のとき」(下)(『神戸イエス団教会100年記念誌1』2009年)

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今回は前回に続いて「新しい夢を宿した二年間の修道のとき」の(下)です。次の写真は、いずれも1968年1月5日の日付のあるもので、この年の3月末に、この記念館をあとに致しました。


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            *                   *





       新しい夢を宿した二年間の修道のとき(下)



    (前回のつづきですが、短いものでした。まとめて収めておくべきでした。)



一方あの2年間は、牧師仲間の有志でシモーヌ・ヴェイユの月例読書会を行ったり、延原時行牧師が提唱した「牧師労働ゼミナール」(尼崎教会で共同生活しながら労働体験と共働研鑽を行う自主的な牧師研修)などを2度にわたって経験したりして、ゆとりを持って「新しい時代を生きるキリスト者のかたち」をじっくりと模索する、本当に恵まれた時であった。


またこの2年間の修道期間の終わりには、相方ともども牧師試験に合格し、今後は私たちも「在家労働牧師」として生きるという天来の夢を宿して、喜んで新しい歩みを踏み出すことが出来たのであった。


こうして1968年4月からは、長田区で6畳一間の部屋を借り、ゴム工場の雑役労働で自活する生活がスタートした。


「出合いと対話」は学生時代からの私たちの基本語になっていたが、教団公認のかたちで「番町出合いの家」の誕生となり、以来こんにちまで、もぐら暮らしの実験を楽しみながら、あっという間に40数年が経過した。


「賀川献身100年記念」の昨年は、神戸に来てからの念願でもあった「武内勝所蔵資料」の閲読を許され、その「玉手箱」の中から何と、賀川豊彦・ハル夫妻の武内宛直筆書簡およそ120通と貴重な武内日誌などの「お宝」が発見される事態となった。


その関連で昨年は、イエス団関係の方々(真部マリ子さん、河野洋子さん、大岸坦弥・とよの夫妻などのお話や所蔵写真にも接することも出来た。


それらの「お宝」は「賀川豊彦のお宝発見」として「献身100年オフィシャルサイト」で94回の長期連載となり、現在インターネット上ですべて公開されている。そして神戸文学館での企画展「賀川豊彦と文学」(2010年3月22日まで)でも、専門学芸員の手によってその一部が展示されている。


 神戸イエス団教会が、神の働きに与かる喜びに生きた多くの先達に呼応して、再建された新しい賀川記念館並びにイエス団の中核的役割を担い、益々の前進を遂げて行かれる事を、心よりご期待申し上げ、記念誌への拙稿とする。


創立100周年記念、おめでとうございます。

                         (日本基督教団番町出合いの家牧師 鳥飼慶陽)



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