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新連載「賀川豊彦」のぶらり散歩ー作品の序文など(第38回小説『南風の競ふもの』)

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早春の須磨離宮公園の「鑑賞温室」にて。




             賀川豊彦」のぶらり散歩   

              ―作品の序文など―

      第38回

             小説 南風に競ふもの


           昭和3年1日25 博文館 286頁


 賀川豊彦の小説『死線を越えて』の三部作の完成した4年目に出来た本格的な小説作品が、この立志小説といわれる『南風に競ふもの』です。

 「南風」は、小説のなかでは「まぜ」とルビが付けられています。

 もともとこの作品は、博文館の発行する雑誌『中学世界』で昭和2年に連載されたあと、同館がはじめて賀川の作品を小説として刊行したものです。


 先の『死線を越えて』のような自伝的な小説と違って、武藤氏の『賀川豊彦全集ダイジェスト』にも、本書は「作家としての賀川の構成力、描写力、表現力がもっとも円熟した時代」のもので「小説らしい小説」であると記されている作品です。

 そして本書の「モデルは現オリジン電気株式会社社長後藤安太郎の青少年時代に求めた如くである」といわれて、そのことでも知られている作品です。

 なお、本書は戦後になって、昭和24年6月にポプラ社より、書名を『嵐にたえて』と改題し、装丁も一新して出版されました。



           *              *


 小説ですから、本書には、賀川の「序」はありませんので、手元にある初版のケースの表と本体をスキャンして置きます。

 併せてこの手元の古書には、賀川豊彦が村島帰之あてに謹呈した初版本のサインが残されていますので、そこもスキャンしてご覧に入れます。どういう経緯で、この本が手元にあるのか、不思議ですが。




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