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「賀川豊彦」のぶらり散歩ー作品の序文など(第178回:黒田四郎著・賀川豊彦序『神の恩寵を語る』)

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「ぶらり散歩:近所の草花」(今日のブログ「番町出合いの家」http://plaza.rakuten.co.jp/40223/)



賀川豊彦」のぶらり散歩
   

―作品の序文など―

      第178回


黒田四郎筆記・賀川豊彦序『神の恩寵を語る

  
 前回は黒田四郎氏の筆記でなる『H・W・マヤス説教集:神への飢渇』を取り出して賀川豊彦「序」UPしました。今回はその黒田四郎氏の著作『神の恩寵を語る』(昭和9年5月に教文館出版部刊行)を取り出して置きます。

 本書の成り立ちなどについても綴られている賀川豊彦の「序」をここには収めて置きます。昭和初年の貴重なドキュメントです。




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 「神の恩寵を語る」は、同労者黒田四郎氏が、私と共に、四年半の間日本を廻って、集められた信仰事実談の収録である。

 宗教は言葉ではない、それは事実である。神の恩寵は思想ではない、それは事実である。神の恩寵の事実は、昨日も今日も、荒野にマナを降らせ、ナインの寡婦の娘をよみがへらせてゐる。日本のキリスト教は、由来あまりに理屈っぽい。理屈からきたキリスト生活には、生活革命がともなはない。私は理屈が悪いとはいはない。しかし、神の恩寵は、愛を通して生活を改造し、理屈を超越した驚くべき力を持ってゐる。黒田四郎氏の収録せられたるものは、神の力が、如何に生活革命の原動力であるかを証明すらものである。

 事実は理論よりも有力である。恩寵の記録は、一冊の神学書を読むより有難い。黒田四郎氏は、飾り気なく、而も少しの誇張もなくして、多くは本人に信仰の事実を尋ねて、之を書きとめられた。善行の人は決してみづからその善行を他人に告げない。それを、我々がその家を訪問し。或ひは友人を通して材料を集め、日本にも斯くの如く、聖霊が働きつつあることの事実を、茲に集めたのである。

 我々は、唯々、神の深き恩寵に感激しつつ、敢てこの書を日本の民衆に奨めるものである。

      一九三四年四月二十三日
                     賀 川 豊 彦
                              武 蔽 野 に て
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