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村島帰之の労働運動昔ばなし(第78回)

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「能楽・初体験」(今日のブログ「番町出合いの家」http://plaza.rakuten.co.jp/40223/)



村島帰之の労働運動昔ばなし(78

『労働研究』(第158号)1961年4月号連載分

第十回 サボタージュの反響
    ――特に河上肇氏の擁護論


(前回のつづき)

                「ヤナギ」「アミダ」 


 サボをサボとして正に堂々と行い、その上、サボという戦術を採用せねばならなかった理由を公然と声明したサボは川崎造船所のサボタージュが最初だが、しかし、単に仕事をノロノロとやって、作業の能率を下げるというやり方は、河上博士も記していられるように、これまでも行われて来た。ただそれをサボタージュというものであることを知らずにやったという点が、川崎の場合とは違うだけだ。

 現に大正八年七月十三日から二日間――つまり、川崎造船所のサボの行われる二ヵ月前に、同じ兵庫県下の東洋マッチでサボは行われたが世間は一向これに関心を示さなかったのである。

 私は当時、新聞でこれがフランスやアメリカで行われているサボタージュというものでることを説明したが、世間は一向反響を示しはしなかった。もちろん、この新聞記事には「サボタージュ」と書いただけで、まだ「同盟怠業」という日本語訳はつけていなかった。

 その当時(大正八年)の争議の趨勢を報道したもので、川崎のサボの行われた頃の兵庫県下の労働運動の情勢を知る便があるので次に抄録する。

    (つづく)



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