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連載:賀川豊彦の著作ー序文など(第165回)

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「神戸ポートアイランドにて」(今日のブログ「番町出合いの家」http://plaza.rakuten.co.jp/40223/)


       賀川豊彦の著作―序文など

      わが蔵書棚より刊行順に並べる
 
             第165回


      田中芳三編『神はわが牧者―賀川豊彦の生涯と其の事業』

  
 前回の武藤富男編著『百三人の賀川伝』は東京において刊行されましたが、そこに寄稿された関係者も含めて、大阪在住の田中芳三氏を中心とした標記のような賀川豊彦追悼集が賀川没年の1960年の年末に「イエスの友大阪支部」によって刊行されました。

 重要な写真も満載で、大変行き届いた編集がなされて、広く普及されて版も重ねた作品です。ここでは、「西坂保治・吉田源治郎・金田弘義」3氏連名の「はじめに」を取り出して置きます。



                  ま え が き


 この度、畏友田中芳三兄が、〈神は我が牧者〉”賀川豊彦の生涯と其の事業″を編集され、イエスの友大阪支部より発刊されることになり、私達もいささかその編集に協力した。

 私達は校正のために今稿に目を通し、そして賀川といういわばマンモス・ビルのような特異なパアソナリチーを今更の如く驚嘆の目をもって眺める思いをした。

 この追憶集は、編集者の賢明な配慮と熱意とにより、各方面の寄稿を結集、そうした大ビルヂングの地下室からルーフに至るまで多方面に亘ってよく描かれてしる。これについては、寄稿者である賀川先生の先輩、同労者、門下生達の御協力に深甚の感謝を捧げ度いと思う。

 賀川先生の生涯とその事業を私達は、イエスの友の五綱領にそって歩んだ一生だと考えている。即ち

 一、イエスにありて敬虔なること
 一、貧しき者の友となりて労働を愛すること
 一、世界平和の為に努力すること
 一、純潔なる生活を貴ぶこと
 二、社会奉仕を旨とすること

 と云う五つであるが、本書はその歩みをくっきりと浮き彫りにしている。

 とにかく本書が世に送られるについて、田中芳三兄の超人的熱意は驚くべきもので、多忙な業務の傍ら、原稿の整理に徹夜することも度々、関係者の間をボロ自転車で走り廻り、身に粗衣をまといながらも、多額の出版費を惜気もなく献げられたことは、測り知れない同兄の賀川先生に対する追慕の熱情を察することができる。同時に、この夫君の企画に全面的に協力され、み名の栄えのために、蔭にかくれて、ひたすら完成を祈って居られる田中夫人に深く敬意を表する。本書は在天の賀川先生への報告中の最大々ものであることを堅く信じる。

   一九六〇年十月一日

                              西 阪 保 治
                              吉 田 源治郎
                              金 田 弘 義











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