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連載:賀川豊彦の著作ー序文など(第190回)

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「神戸・長田の海にて」(今日のブログ「番町出合いの家」http://plaza.rakuten.co.jp/40223/)


       賀川豊彦の著作―序文など

      わが蔵書棚より刊行順に並べる
    
             第190回


      林啓介著『阿波の偉人伝:賀川豊彦―時代を超えた思想家』
  
 林啓介氏は、阿波の歴史を小説にする会会長・ドイツ館友の会会長・徳島モラエス学会理事長・賀川豊彦鳴門記念館設立をめざす会広報委員長であった平成12年4月に、標記の大著を「株式会社阿波銀行」より出版されました。

 本書はその後に、「賀川豊彦記念・鳴門友愛会」によって文庫版として、平成14年12月に徳島出版株式会社より出版されました。現在も最も手頃な「賀川豊彦入門書」の一冊として読みつがれています。

 ここでは冒頭に書かれている著者の「文庫本『賀川豊彦』の刊行にあたって」のみを取り出して置きます。

 なお、もとの豪華本は、2009年1月には、韓国の牧師・金在日(キム・ゼーイル)氏によって韓国語版が翻訳出版され、話題を呼びました。



             文庫本『賀川豊彦』の刊行にあたって


 二〇〇二年三月二十一日、鳴門市賀川豊彦記念館が開館しました。当記念館は六年有余にわたる県内外の団体、企業、個人の募金による浄財によって建設され、館内の展示もほとんど有志のボランティアによるものです。

 その意味からも、友愛・互助・平和を求め、常に社会的弱者の立場に立って行動し、清貧の生涯を貰いた賀川豊彦の精神を継承するにふさわしいユニークな記念館といえるかと思います。

 幸い開館以来、同じく平和・友愛をアピールする隣接のドイツ館との相乗効果も加わり、全国各地から訪れる人が絶えません。

そうした方々から「なぜ鳴門に」「平易な解説書は」といった声が寄せられるようになりました。そこで二〇〇三年度からNPO法人として鳴門市から館の運営を委ねられることになった賀川豊彦記念・鳴門友愛会(理事長 勘川一三)では、賀川豊彦の理解と顕彰に活用できる刊行物を逐次出版することになりました。

 その第一弾として本書が選定されましたことは大変光栄であり、館の企画運営にいささかなりと役立つことができれば幸いと考えております。私が二十年前に出版した『炎は消えず―賀川豊彦再発見』は、「劇団徳烏」によってドラマ化され、県内をはじめ神戸、東京でも上演されました。賀川豊彦再評価のうねりは、その頃からゆかりの地を中心に静かに胎勤し始めていたような気がいたします。

 そして今、賀川の活躍の舞台となった神戸、東京に続いて彼のふるさと徳島にも、その業績を追暮し、受け継ぎ、さらには発信してゆく拠点が完成した訳であり、平凡な一同郷人として感慨無量のものがあります。

 再版にあたり原本『時代を超えた思想家-賀川豊彦』を発行して下さった株式会社阿波銀行(古川武弘頭取)に文庫本化のご許可をお願い致しましたところ、ご快諾いただきました。そして印刷製本は原本でお世話になった徳島出版株式会社が引き受けて下さった訳です。

 内容的には阿波銀行発行の豪華本と全く同じですが、紙面の制約もあり、文庫本では原本の八ぺージのカラーロ絵写真と文中の写真、資料の数点を割愛せざるを得ませんでした。
 その点ご了承下さいますようお願い致します。

  二〇〇二年十二月
                     著   者











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