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賀川豊彦の畏友・武内勝氏の所蔵資料より(10)


    神戸市生田川共同住宅完成記念写真 


 武内所蔵の「第一玉手箱」神戸関係絵葉書の中に「神戸市生田川:生田川共同住宅第1・2・3号館絵葉書」と封筒に印刷された8枚組が残されていた。

そこには見事に完成した建物と完成模型と共に「生田川東星塾」に集う子供たちの写真も含まれている。


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 この「塾」は1933年(昭和8年)3月、共同住宅管理事務所において、吾妻小学校の教師たちの協力を得て始められた夜間学習であったはずである。

 これまで「絵葉書」の所在も知らなかったが、はじめて目にする貴重な写真である。


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 これにはイエス団関係の崎元氏が、神戸市の共同住宅管理事務所の嘱託となり、此の仕事に打ち込んでおられたことを、神戸イエス団教会の役員でもあった斉木進之助氏から生前、ご自宅でお聞きした覚えがある。

 賀川はこの「生田川共同住宅」に関して「自伝小説:石の枕を立てて」に次のように書き記していることは広く知られている。

 「新見の住んでいた神戸葺合新川の汚い家が破壊せられ、その代わりに鉄筋混凝土の四階建ての御殿のような家がそこに実現した。それを見た新見栄一は、貧民窟を改造しようとした多年の祈りが聴かれたことを、心より神に感謝した。」(97~98頁)。

 なおここにもう一枚、当時の共同住宅と思われる写真を収めて置く。

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 「生田川共同住宅」の建築の経緯については、さしあたり拙著『賀川豊彦と現代』(1988年)『賀川豊彦再発見―宗教と部落問題』(2002年)『賀川豊彦の贈りもの―いのち輝いて』(2007年)などにも言及している。
(2009年5月20日鳥飼記す。20014年1月23日補記)
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