スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

KAGAWA GALAXY 吉田源治郎・幸の世界(8)


表紙

   第8回 三重県立第四中学校校友会誌に見る源治郎

 昨日(2010年5月21日)、吉田摂氏より「吉田源治郎関係資料」の追加分として、著書や冊子ほかコピー類数点をお預かりした。その中に、源治郎が5年間在学した「三重県立第四中学校校友会」の機関誌「校友」第9号(明治44年)、第12号(大正元年)、第13号(大正2年)の3冊のコピーが含まれていた。

 既に第4回「源治郎夫妻は伊勢の人」において「校友」第14号(大正2年)と第15号(大正3年)に触れ、「雑誌編集部員」などの活躍ぶりの一端と共に「卒業記念写真」も紹介済みで、前回までに源治郎の明治学院並びに幸の共立女子神学校卒業のところまで探訪の旅は進んできるが、この段階でやはりその後の「源治郎の世界」を深く理解する上で、今回お預かりした3冊の「校友」誌に言及しておかねばならない。

 摂氏によれば、この「校友」誌を探し当て、源治郎の関係する箇所をコピーされたのは三重大学の尾西康充先生であり、第4回の冒頭に収めた中日新聞の記事「みえの文学誌」を執筆されたお方であった。明治44年から大正3年までの5年間の学校生活が、この資料の御蔭で大づかみには摑む事が出来る。

 源治郎や幸が通ったキリスト教の講義所(教会)では「英語と音楽、特にフルートの演奏を教授して人気があった」ことや「空き地を借りて、テニスコートを設けてその指導をした」ことなどあり、中学に進学してからも、源治郎は「音楽会」で「独奏」や「独唱」をしていたことも第4回で少し書き記したが、今回の3冊の「校友」誌にも、源治郎の名前は沢山登場している。

 第9号(明治44年)には「明治44年度特待生」「級長」「書簡分2等賞」に名が挙げられ、「論説」には「音楽と人生」と題して9頁に及ぶ濃密な作品を発表。

 第12号(大正元年)には「弁論会」で「心の故郷」と題して弁じ、「文芸」で6頁分の「熊野物語―旅路の追懐」を寄稿。

 第13号(大正2年)には「雄弁会音楽会連合大会」で「合唱:須磨の曲」「合奏:八千代獅子をヴァイオリン、また校歌をヴァイオリン」とある。さらに「言論」で「精神的飛躍―汝の車道を星に結べ―エマアソン」を寄稿。そして友人を追悼して「逝きし田中利助君」を書く。

 第14号(大正2年)には「文苑」に7頁にわたって「我心高原にあり」を収める。

 そして第15号(大正3年)には「大正2年度特待生」「懸賞論説2等賞」「弁論会大会で「新時代の曙光」と題して弁論」「音楽会で独奏と独唱」また「楽隊」や「雑誌部」にも名前が挙げられている。


   源治郎の中学時代の「論説」「文芸」「言論」3題

 以下、源治郎が中学時代に書き残した論稿の中から、年代順に3題を収めてみる。

 判読困難な箇所も多いが、吉田源治郎の情熱と精神的な風格のようなものが伝わる作品となっている。青春の息吹はすぐ明治学院での研鑽に繋がり、その後の彼の一生の基礎となるものである。 

    (2010年5月23日記す。鳥飼慶陽)(2014年6月13日補正)


 音楽と人生

音楽と人生1

音楽と人生2

音楽と人生3

音楽と人生4

音楽と人生5

音楽と人生6

音楽と人生7

音楽と人生8


 熊野物語

隈の物語1

隈の物語2

隈の物語3

隈の物語4

隈の物語5

隈の物語6


 精神的飛躍

精神的1

精神的2

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

keiyousan

Author:keiyousan
このブログのほかに同時進行のブログもうまれ全体を検索できる「鳥飼慶陽著作ブログ公開リスト」http://d.hatena.ne.jp/keiyousan+toritori/ も作ってみました。ひとり遊びデス。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。