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KAGAWA GALAXY 吉田源治郎・幸の世界(28)

星の本表紙

      第28回 『肉眼に見える星の研究』(8)

過日(7月1日)午後、一麦保育園に於いて、森彬牧師(若き日に吉田源治郎より西宮一麦教会で洗礼を受け、1971年3月から2005年3月まで34年間にわたり、この教会を牧会)から、源治郎に纏わる貴重なお話を2時間余り、吉田摂氏、梅村貞造氏,元正章牧師、そして私(鳥飼)4人がたっぷりとお聴きした。

「源治郎先生はうな丼が大好きで、温泉もお好き、よく宝塚温泉にも出向かれた」・・とか、大変貴重な面白いお話、お許しをえて今回も録音もさせて頂いている。

この度も吉田摂氏より以下の新しい関係資料をお預かりしたのでリストにして置く。

   吉田摂しより関係新資料預かり分(2010年7月1日)

1 『肉眼に見える星の研究』(大正11年初版)箱入り
2 「雲の柱」大正14年関係コピー3枚
3 「火の柱」大正15年以下関係コピー13 枚
4 1964年 琉球伝道記録(写真在中)
5 1972年 賀川ハルの吉田幸宛書簡
6 1978年11月25日 キリスト新聞コピー キリスト教功労者表彰式
7 1980年 イースター早天礼拝 芹野牧師の吉田宛書簡
8 1980年 朝日新聞太田緑の吉田宛書簡(写真在中)
9 1984年 吉田源治郎牧師告別式次第
10 1984年 吉田源治郎先生告別式記録
11 1984年 吉田源治郎告別式(田中芳三)コピー
12 1984年 吉田源治郎先生「追悼」
13 2005年 新「いちばく」30号
その他、貴重な写真多数

     「箱入り初版本」が見つかる!

この項は前回で区切りを付ける予定でいたが、この度お預かりした新しい資料(リストの1番)に、嬉しいことに『肉眼に見える星の研究』の「箱入り初版本」があったのである。

既述のとおり、初版の宣伝広告には「箱入上製美本」とあるのに、私の手元の初版はそれが欠けていて、どんな装丁だったのか是非見たいと願っていた。それがここにきて、直に手にとって見ることが出来たので、早速皆様にご覧戴きたく、今回特別にアップして置くことにした。

星の背文字

冒頭に大きく収めたものが、箱の表紙と背である。少々くすみがあり、張り紙の剥がしがあるが、当時流行の装丁である。そして本体も殆ど痛みはなく、前頁に収めた様に美しい背文字がある。しかも本体上面は金箔になり、本文370頁、索引10頁、さらに折り込みの星図などの入った念の入れ方の著書である。

いま、この箱入り初版と、下に収めたカラー文字入りの「改版増訂」を眺めていると、箱入りは恐らく初版のみで、「改訂増訂」には箱なしでいったように思われる。

星の研究の表紙と背文字本体

それともうひとつ、同じ初版で奥付の発行日も「大正11年8月20日」と同じであるのに、今回預かった「箱入り初版」には、あのテニスンの言葉と「伝説のプレイアデス」の絵が収まり、手元の初版にはそれがないことも判る。

多分これは、手元のものが初版の最初のもので、「忽三版」と宣伝された時の版からはこれが加わって、それが「改訂増訂」へと受け継がれていったのであろう。

どうでもよいような細かなことであるが、これまでいくらか本作りに携わった経験から、一つの作品を世に送り出し、それが人々に受け入れられ、版を重ねて読み継がれて行く経緯には、多少の興味も湧いて来るのである。

ともあれ、今回「箱入り初版本」をこうして眺めることの出来たことを、子供のように喜んでいる次第である。

実は、源治郎の『肉眼に見える星の研究』に関連して、まだ紹介できていない重要な資料が、幾つか残されている。

そのひとつは、源治郎が明治学院時代に内村鑑三の聖書研究会に深く加わり「柏木教友会」のメンバーであったこと等に関しては既に言及したが、源治郎が星に強い興味を抱くに至ったきっかけのひとつに内村の影響があったのではないかという点に関わるもので、次回にその論稿の一部を取り出して置かねばならない。

また、源治郎・幸の長女・敬子氏の素敵なエッセイ集に『憩いのみぎわ』(1992年)という作品があり、その中の「岩手公園」という箇所で、「源治郎と宮澤賢治」のこと、「賢治とタッピング一家」のことなどに触れたれているので、それも紹介して置きたいと思う。

そこで今回は、次のふたつだけを収めることにする。

ひとつは、山本進(山本一清のご子息)の「吉田源治郎の憶い出」をこれまで部分的に紹介してきたが、未紹介の末尾の部分を少しだけ。

二つ目は、これも源治郎の亡くなった時、原恵が「星の本との出会い」という短文を『本のひろば』に寄稿していて、源治郎と山本一清などにも言及しているので、それをご覧に入れたい。

     (2010年7月5日記す。鳥飼慶陽)(2014年7月6日補正)


    山本進「吉田源治郎の憶い出」より(「天界」1984年8月)

思い出1

    原恵「星の本との出会い」(「本のひろば」1984年3月号)

本の広場原恵み

原恵み本の広場続き

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