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KAGAWA GALAXY 吉田源治郎・幸の世界(35)

シュバイツァーと猫

     第35回 シュヴァイツァーと吉田源治郎(4)

上の写真は、前回冒頭に表紙写真を収めた高橋功著『シュワイツェルと動物』(法政大学出版局、昭和31年)の中の「犬と猫」の章の初めにあるものである。

高橋医師夫妻はこの後、ランバレネにおける医療活動に携わり、その初期のレポートである『シュヴァイツァー博士とともに』(白水社、1961年)のことなど前回少し触れたが、初めてシュヴァイツァーのもとで医療活動に携わった日本人医師として知られる野村実の著書『シュヴァイツァー博士を語る』も時を同じく白水社より出版されている。

野村とシュバイツァー

上の写真は、野村の第2回目の訪問の時(1960年)のもので、第1回(1954年)の訪問の時のレポートがあの『人間シュヴァイツェル』(岩波新書、昭和30年)であった。この新書の扉には下の写真(「キュンスバッハ村教会堂のパイプオルガンをひくシュヴァイツェル」)がある。

シュバイツァーとオルガン

昨年(2009年)の「賀川献身100周年記念」では、1939年にNew York:Association Pressで刊行されたAllan A.Hunter著『Three Trumpets Sound:Kagawa-Gandhi-Schweizer』のことがよく話題にされたりもした。
 
シュヴァイツァーは、日本でもかつて膨大な著作集や選集が編纂され広い読者を得てきたが、近年どれほどの人々の間で、彼への関心が寄せられているのであろうか。時は移りゆくとはいえ、いや移りゆくからこそ、シュヴァイツァーの著作などは、いま新たに取り出して、その息吹きをわがうちに呼び戻させてもらうのも悪くはない。

既に10年以上も前になるが、ルイーズ・ジレック=アール(Louise Jilek-Aall)という1931年、ノルウェー生まれの、当時ブリティッシュ・コロンビア大学の精神医学の教授が、1990年に『WORKING WITH DR.SCHWEITZER』を著し、加茂映子(京都大学医療技術短期大学教授)によって『シュヴァイツァー博士とともに-「生命への畏敬」のいざない』(河合文化教育研究所、1998年)として翻訳出版されている。

これは、アール女史が1961年であったか、最晩年のシュヴァイツァーのもとで働いた日々を回想して綴った作品であった。木村敏の「日本語版への序文」が入り、帯には「晩年のシュヴァイツァーの/刻々の暮らしを通して/柔らかくも生き生きと呼び出される/深い謎と喜びにみちた/生きることの意味/生命の限りない軽視に晒される/私たちの現在を問い直す」と書かれている。なかなかの好著である。

さて今回も、吉田源治郎「『原生林の片隅にて』を読む」の3回目(第8節の末尾から最終第14節まで)を、以下に取り出して置く。ゆっくり味読いただきたい。

        源治郎「シュヴァイツァー『原生林の片隅にて』を読む」(3)

翻訳1

翻訳2

翻訳3

翻訳4

翻訳5

翻訳6

翻訳7

翻訳8

 次回は、源治郎に宛てて送られたシュヴァイツァーの書簡を紹介したい。

      (2010年7月19日記す。鳥飼慶陽)(2014年7月14日補正)

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