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KAGAWA GALAXY 吉田源治郎・幸の世界(48)

大阪イエス団会報はじめ
   「大阪イエス団教会会報・第1号」(1926・11・23)

   第48回 四貫島セツルメントと吉田源治郎(8)

前回で1926年を終え、今回から愈々1927(昭和2)年に進める予定にしていたが、上の<「大阪イエス団教会会報第1号」1926・11・23>の存在を昨年の「賀川豊彦のお宝発見」(第8回)で取り上げていたことを思い起こした。それは「武内所蔵資料」にあったものである。

本連載第43回で「昭和2年2月28日、四貫島セツルメント内に大阪イエス団教会を設立。同月23日設立式を挙行した。所属は「日本キリスト教会浪速中会」であった。かくして、大阪イエス団教会の主管者は、賀川豊彦先生、吉田源治郎先生はその主任伝道師であると同時に四貫島セツルメント館長、更に天使保育学校の校長をも兼任され、日夜席の暖まるいとまもなく働きを続けられた」とする記録を紹介したが、この「教会報」では1926年11月末段階の経緯の一端が確認できる。

「教会報第1号」は2枚で出来ていて、その後も発行されていった筈であるが、手元にあるのはこれのみである。
貴重な資料なので、切り貼りをして部分的に少し読みやすく拡大し、ここに収めて置きたい。

会報拡大1

お読みの通り、「四貫島セツルメント」の働きが既に1年以上積み重ねられ、加えて賀川の活動拠点が西宮に移されたこともあり、「西大阪」に於ける一定の盛り上がりが「大阪イエス団教会」の誕生になっていったことが伺える。
特にこの時を待って、東京から大阪に来た一人の男性に関する、次の記事も面白い。

「冨樫兄は、東京に於て賀川先生の下で働いて居られ、大阪に未だイエス団の創立されなかった3年も前から、一人大阪イエス団員と名乗って、大阪に行ってからでないと受洗しないと、ガン張って居られたのですが、今度賀川先生と共に西下され、受洗されたのです。かかる一騎当千の士を迎えて、我々は本当に力強く感じます。」

   昭和2年正月「新時代修養会」

1927(昭和2)年は、大阪基督教青年会を会場にした「新時代修養会」で幕開けした。「昭和元年師走31日午後11時除夜の祈祷会」から始まり正月3日間の修養会である。

新時代修養会写真

下記の記事は「火の柱」第12号(昭和2年2月)に掲載されていた。

新時代修養会記録

新時代修養会記録のつづき

   「日本農村ミッション」の創設(昭和2年1月19日)

「火の柱」第12号で下の囲み記事がある。吉田源治郎は「農民福音学校教務主任」である。

農民福音学校創設

賀川豊彦も「雲の柱」昭和2年2月号「武庫川のほとりより」に次のように記している。

武庫川のほとりとよひこ

また「雲の柱」昭和2年4月号「武庫川のほとりより」にも次のように記している。

武庫川のほとりその2

  岩本由輝氏の講演「賀川豊彦と杉山元治郎」(「賀川豊彦講座」2009年7月18日・神戸真愛ホーム)
上記講座を受講後、岩本氏より『大正デモクラシーと東北学院―杉山元治郎と鈴木義男』(東北学院、2006年)をお送り頂いた。岩本氏の執筆された「杉山元治郎」にも多くの事を学ぶことが出来た。

さらに昨年(2009年)10月16日には「農民福音学校」創設の場所である西宮「一麦保育園」の梅村貞造氏を岩本氏が訪ねられた折も、直接お話をお聞きする機会もあった。

以下に、同書の「農民福音学校と杉山元治郎」の一部を紹介させて頂く。(ペン書き部分は鳥飼)

岩本の本より1

岩本の本より2

ここに「瓦木村」の賀川家と杉山家の写真が収められているが、昭和3年の第2回に参加した村尾一信(兵庫県日高町)の聴講録なども収められた『農民福音学校』(立農会、昭和52年)に、賀川・杉山両家のスケッチがあるので、ここに収めて置く。上の記念写真は参加者の人数から推測して、多分村尾の参加した第2回のものであるようである。

スケッチ1

   「日本農村伝道団趣旨書」(「火の柱」第13号:昭和2年3月)掲載

農村伝道団の創設

  第1回及び第2回の農民福音学校「卒業者名簿」(前掲『農民福音学校』196頁)

卒業者名簿

  第1回農民福音学校の写真(『賀川豊彦写真集』158頁より)

下の写真が第1回である。なお、同じ頁には「第4回農民福音学校」の写真がある。写真説明が「昭和3年 第2回農民福音学校」と間違っているようである。

第1回福音学校の写真

吉田源治郎の顔は見当たらないが右角に、村尾のスケッチにある「ポチ」?が写っている

最後に、村尾の参加した時(第2回)の「講義科目と講師」メモも『農民福音学校』にあるので上げて置く。

最後の講義の一部

   (2010年8月19日記す。 鳥飼慶陽)(2014年7月27日補正)





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