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KAGAWA GALAXY 吉田源治郎・幸の世界(54)

  54-1第6回修養会

   第54回 四貫島セツルメントと吉田源治郎(13)

上の写真は、1928(昭和3)年7月21日から25日までの4日間、初めて奈良県磯城郡多武峰村の淡山神社前・朝町屋旅館で開催された「第6回イエスの友会全国大会及び修養会」の写真である。

右から2人目が賀川豊彦、4人目が村島帰之、真ん中の人は?、その左隣は杉山元治郎、左端は間所兼次、3人目が吉田源治郎である。

    第6回イエスの友会全国大会及び修養会の記録

昭和3年の『雲の柱』は1月号と7月号の2回のみの発行になっており、今回の大会及び修養会の記録は「火の柱」第20号(昭和3年7月号)、第21号(同年8月)、第22号(同年10月)に分散して掲載されている。

今回はその中からいくつかの箇所を取り出して見たい。下の写真も「火の柱」のものである。

54-2修養会の写真
 会場となった朝町屋旅館

54-3写真につづいて文章の1

54-4記事に続いて修養会の案内文

54-5つづいて先の案内の下に小さな「案内」

54-6更につついて小さな囲み記事我ら大和に

54-7さらに続いて全国大会の記事

54-8更にさらに続いて大会の記事

54-9もっと続く記事

既に取り上げたように、賀川は特に、大正10年・川崎三菱大争議での逮捕拘留以降は特高警察による「要視察人」の一人であったが、イエスの友会も後の農民福音学校も、その筋の「要視察団体」でもあったようである。

なお、この大会の議事の冒頭には「本部移転事後承認の件」に続き「本部事務局を神戸イエス団内」に置く事も決められている。

杉山健一郎がこのとき神戸に張り付き、『雲の柱』の発行所を東京から神戸に移して、昭和4年新年号より「更生新春号」の発行を以て定期刊行を回復させようとする時である。

次回以降で触もれるが、『雲の柱』の印刷所と販売所は「四貫島セツルメント」が受け持ち、大阪と神戸の連携を計っている様子が伺える。

     代議士:河上丈太郎の講演「イエスは誰に山上垂訓を語ったか」 

ところでこの研修会には、昭和3年2月普選第1回の総選挙で日本労農党代議士として当選したばかりの河上丈太郎の参加があり、2度の講演を試みている。

河上は大正11年の大阪労働学校や大正13年の神戸労働学校の講師となるなど、賀川との交流も深まり、この時を迎えている。

明治43年の「一高連合演説会:アナトテの預言者」は有名であるが、この研修会に於ける講演「イエスは誰に山上垂訓を語ったか」は殆ど知られていないのではないかと思われるので、ここに収めて置きたいと思う。

54-10河上丈太郎

54-11河上の続き

日本社会党の「十字架委員長」として知られていた河上は、1965年12月に76歳の生涯を終えている。
全く個人的な事であるが、直ぐ後、1966年春に神戸イエス団教会に招聘を受け、河上丈太郎の後継として河上民雄を国会に推すための「民の会」づくりの機関誌の発行に携わったこともあったりした。

その時、民雄先生が編集発行された『河上丈太郎:演説集』(昭和41年、非売品)を戴いているので、上記の昭和3年の講演の翌年、昭和4年3月6日の衆議院本会議における、あの「山宣追悼演説」を収める。

54-12死を越えて文章

54-13死を越えての続き

河上民雄先生は、この演説に「当時、田中反動内閣の登場で治安維持法改正案の通過など日本は暗たんたる空気に包まれたが、父のこの決死的な山宣追悼演説は、暗黒のなかに僅かに慰めを与える一条の光明であると、新聞などでは高く評価された。父はときに満四十歳である。」とコメントを加えている。  

(補記) 昨日(2014年8月1日)、河上京子さん(河上民雄先生の奥様)より、昨年(2013年9月21日)東京で開催された「河上民雄先生を偲ぶ会」の記念誌『尽きせぬ思い』をお贈りいただき、読み終えたばかりである。いい追悼集です。

   (2010年8月27日 記す。鳥飼慶陽)(2014年8月2日補正)

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